日立の業務用掃除機CV-100S6を購入したので撮影しながら眺めてみた

カタログ見る限りでは「モーターの吸い込み仕事率CV-96Hと変わらないのに値段は倍以上。デザインも古臭いし、いったいどこが良いの?」となるので、日立の業務用掃除機CV-100S6はネットショップではほとんど売れない製品。

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…ですが、現場の評判だと圧倒的にCV-100S6です。ハイエースのDX乗ってる人が「SUPER GL良いなあ」と言う感じで、CV-96H使ってる人が「「CV-100S6良いなあ」と言う…みたいな。たとえが分かりにくくてすみません。

ってことで自社用に買ってみたので、写真撮りながら触ったり分解してみました。

機能的には上記2機種ほぼ同じなんですが、CV-100S6はパーツがイチイチ頑丈で高級なヘビーデューティー仕様。プロがガシガシ使っても壊れないように鋼板やステンレス使った結果、重量はCV-96Hの倍の13.9Kg。銃弾でも跳ね返すつもりか?という過剰な感じが機械好きの心をくすぐり、作業現場で貸してもらって使って納得して「高っけーなあ」と言いながらも思わず買ってしまう、そんな感じのネットショップでは伝わりにくい質実剛健マニアック掃除機です(そりゃ実物見ないで買うネットショッピングで同じ値段出すなら、写真映えするダイソンとかに行きます普通)。


という訳ででえらく頑強なため、ブンと引っ張って家具や壁と衝突させると往年のベンツ・ボルボのように自分はキズなし相手ボコボコという可能性もあるので、全周囲にゴツいゴム製バンパーぐるり回して対策してあります。…でもやっばり頑強なので、プロは現場によっては5mとか10mとかのロングホース(オプション)に付け替えて掃除機本体動かさず使用したり…と、時々ちょっと手のかかる子だったりもします。

なにせ本気のプロ仕様の機械なので、吸口と樹脂延長管とアルミ延長管の色が揃っていなかったりと色気がなかったり、写真で見るよりデカかったりするので一般の方にはお勧めしませんが、現場で凄みを放ちたい職人さんにお勧めの掃除機の紹介でした。