ディバーシー JセンサーXPのブラシチェックランプ点灯の原因は?

ホールのカーペット用掃除機の定番、ディバーシー J-SENSOR XP

頑丈なので10年ぐらいは普通に使えたりしますが、長いこと使っているとブラシチェックランプが点灯するようになるケースがあります。硬いブラシでカーペット叩いてホコリが浮いたところを吸い込む…という理屈の商品なので、ブラシにトラブル抱えると威力半減。赤ランプ点灯の原因と、対策方法をまとめました。

原因1:ブラシが上手く回転していない

【軽傷】
髪の毛や紐がブラシの根元に絡まって抵抗になってエラーが出るパターン。基本は大体これです。この場合は写真左下のボタン押してブラシ外してお掃除。ゴミを取り除けばOKです。
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【重症】
それでも警告が出る時は、ブラシを回すモーターが死んだか、その周辺のベルトが切れた可能性があります。例えばダイソンみたいな吸引モーターの吸引力でカラカラとブラシを回す製品とは違い、J-SENSORは吸引用モーターの他にブラシ回転専用モーターが付いているので、爆音で吸引しているけれどブラシは回っていない…という状況が起こります。この場合は修理が必要です。

原因2:ブラシが空転している

【軽傷】
通常は写真の感じでブラシの毛が底面から数ミリ出ているのですが、摩耗すると床を叩けず空転して赤ランプが点灯します。この場合はブラシを交換すれば警告ランプが消えます。
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【重症】
ブラシが底面からちゃんと毛が出ているのに警告が出るときは、パイルアジャストメントホイール(写真)を上下させるコントローラーの誤動作でブラシが床から浮いて空転している可能性があります。この場合はだいたい基盤の交換になってしまいます。
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明らかな原因が見当たらない時

ブラシの回転を感知するセンサーが壊れたか、その周辺のベルト類の摩耗・スリップをセンサーが誤検知してエラーを吐いている可能性があります。この辺(上記重症のケースもそうですが)になるともう、分解してみないとわからない…という感じです。ばらして部品をチェック・交換しながら原因を特定します。Jセンサーはパーツ単位でメーカーから取り寄せ可能なので、腕に自信のある方でしたら自分で修理も可能です。ただし、交換に失敗したり、間違ったパーツを取り寄せると返品・交換が効きませんのでご注意を。

そんな感じですので、重症だと思われるときはメーカーなり購入された販売店のメカニック等なりにご相談下さい。ちなみに、最近は見積もりにもお金がかかるので要注意です。