雨で濡れた床での転倒事故を防ぐために出来る3つのこと

コンビニのピカピカの床とか、エントランスの鏡面の大理石とか、学校の廊下とか。コケたら痛い床に限って雨の日滑るので、お客様や学生に怪我をさせないために出来る対策を考えました。

普段の手入れ

濡れても滑りにくいワックスを使う。例えばユシロというメーカーのベストグリップ。

床全面がベターッと濡れるから滑るんだから、撥水して弾いちゃえば少しはマシになる…というワックス。メーカーが実験動画をアップしてました。なかなか面白い。

動画の通り、塗っても滑ることは滑るんですが、より滑りにくくはなるので予防法の一つ…という意味でおすすめです。

雨が降ってきたら

床が濡れると滑るのだから、入り口に雨天用の吸水マットを敷いて水を持ち込ませなければOK。ということで、例えば山崎産業のニュー吸水マットとかを敷く。

バスマットのように横長に敷きたくなりますが、写真のように歩行方向に長く敷くのがおすすめです。ゴシゴシやらなくても歩くだけで水分拭き取られるので。設置可能なら長いほど良し。

水たまりができたら

それでも出来る水たまり。出来たら除去するのみ。コレとコレで掃き掃除の要領でかき集める。


車のワイパーのお化けと、水漏れしにくいチリトリみたいなもんです。そんなに高いものでもないし使い方も簡単なので、掃除具のロッカーにとりあえず1セット放り込んでおくと良いと思います。

結局のところ

どんなに対策したって濡れれば滑るので、最終的には溝が深く滑りにくい靴を履くとか、すり減った上履きは捨てるとか、各自で自己防衛してもらうしかないんですが。でも、施設管理者として出来ることをやっておくのはやっぱり大事です。