傷ついてツヤがなくなった大理石の光沢をDIYでなんとかできるか?

キラキラした光沢と高級感。ホテルや高級マンションのような大理石を自宅の床に使いたい、大理石床のマンション買いたい…という方、結構いらっしゃると思います。格好良いんですよね、とても。建築設計士から「予算内で出来ますよ」とか言われると使いたくなります。…が、美観維持に関しては結構問題がありまして。

実は大理石、石の中では柔らかくて繊細。砂や塵ゴミ引きずっただけで傷付くし、酸に弱いからオレンジジュースこぼすと染み付くし表面荒れるし。いつの間にか光沢なくなり最後は粉まみれの黒板のような悲しい状態に…。で、愛するマイホームですから当然「あの頃に戻したい」とDIYを試みる訳です。

どうやらダイヤモンドパッドで磨くらしい…と。探してみると動画がYoutubeに上がっています。


「500→1000→2000→3000番と磨くとキレイに光沢復元するのか。出来るな!チャチャッとやってみるか」。

お待ちくださいと。
よく見れば動画の主は要領知ってるプロの方。しかも作業面20平方センチ程度でもかなり時間がかかっておられる。そりゃそうだ。傷消すには傷がなくなる深さまで削り込まなきゃならない。素人が迂闊に大面積に手磨きで挑むと、おそらく傷がなかなか消えず嫌になってイライラして雑になって…という感じでは。

じゃあ、文明の利器ハンドポリッシャと研磨パッド買って一気にやるか…ってなるとどうか。道具買うのに金かかり、道具の習熟に時間かかり、練習しないと怖くて作業できないがどこで練習する?…。

紆余曲折の末「ちょっと高いけど、プロにお任せが気分と金銭のバランスちょうど良いよな。気に入らなかったら文句言えるし」…という結論に至るのが正しい判断のような気がします(模型作り等が趣味の、技術と根気がある器用な方を除く)。

本当は、家の設計段階で大理石やめて御影石あたりにしておくか、大理石採用するならせめて石用ワックス塗っておくと随分違うんですよね。風合いはちょっと違っちゃうんですけど。

ツヤぼけた大理石をピカピカにする裏ワザ的なコーティング剤の話は、また後程。