業務用洗剤と家庭用洗剤の違いとは?

業務用洗剤のオンラインショップ、クレニズムということで。実際のところ業務用洗剤はホームセンターで売ってる家庭用洗剤とどう違うのか?

ざっくり言うと、家庭用洗剤は「この濃さなら汚れも落ちるし素材も痛めないし、人体への安全性も問題ないだろう」という状態にメーカーが調整してくれたもの。つまり、買ってきてフタ開けたら汚れにジャッとかけて使える至れり尽くせりな洗剤のことです。

業務用洗剤の方はもっと乱暴で「あなたプロでしょ。濃いめにしておくから、汚れに合わせて最適な濃度に薄めて調整してね」という感じ。「原液で使ってもいいし120倍くらいに薄めてもいいよ」なんて、かなりアバウトなことが書いてあります。なのでプロの方たちは、家庭用より薄い洗剤や素材犯すギリ手前の濃い洗剤まで何種類か準備しておいて、汚れに応じベストな濃度の洗剤で手早く仕上げている(経験値が物を言う)。

なので。たとえば油汚れに「やっぱり業務用は強力だよねー。」なんて家庭用洗剤さながらに業務用アルカリ洗剤原液のままぶっかけたら強力すぎ(=濃すぎ)て
「タイル目地とかゴムとかボロボロになっちゃった」
「なんか余計にべたつくようになった気が」
…なんてことが起こります。

「じゃ、結局適正な濃度ってどのくらいなのさ」。洗剤裏に目安濃度書いてありますので、その辺を参考にちょっと濃くしたり薄くしたり調整してみてください。「めんどくさ」と感じる方は…オーブテックのスペースショット関連がお勧めです。プロ用ですが用途にあわせた濃度にある程度調整してありますし、仮に濃すぎても素材傷めたり仕上がりべたついたりしにくいので安心です。

ちなみに、カビ取り剤も業務用は強力ですが、塩素臭も半端ないので粘膜が弱いと二・三日鼻炎で苦しみます。こんなの使ってしっかりガードしてください。

見た目ごついですが、ホント快適に作業できますので。家庭用のカビキラーとかカビハイター使うときにもお勧めです。