白い天井のスス汚れをキレイにしたい時

ジプトーン(石膏ボード)の白い天井が全体的に薄汚れている…とか。
天吊り型のエアコン吹き出し口付近の壁に付着した黒い汚れが目立つ…とか。
冬の結露でビニールの壁紙表面にカビが出ている…とか。

つい気になって「いっちょやったるか」と濡れた雑巾でピャッと拭いたら汚れが尾を引いたように広がって、かえって汚くなりちゃって。ああ、やめときゃよかった…という方、結構いらっしゃいます。基本、壁や天井スス汚れ除去に水分は厳禁ですので、当然濡れ雑巾では十中八九失敗する。

そんな時は…

乾いた状態で汚れを落とすことを考えます。たとえば、ウンガー社のケミカルスポンジってゴム製スポンジで拭き上げるのがおすすめ。電機工事業者が照明取付時にうっかり汚してしまった天井拭き上げに使っていたりします。クレーム対応にならないように内緒(?)で使うわけですから、効果はお墨付きです。ついでにホコリやカビの飛散も最小限に抑えられます。


で、論より証拠。会社の天井で試してみました。何もつけずに消しゴムでノート擦るように軽く擦りますと…。
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写真だと分かりにくいですが、こすった部分は一皮むけて、トーンが一段明るくなりました。汚れが尾を引くこともなく、消しゴムのカスのような粉がボロボロ出ることも無し(…ちょっと出ます)。ちなみに、使用前後のスポンジはこんな感じ。結構汚れてましたね。
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こんな感じで誰でも簡単に作業できます。おススメ。あ、意外と時間かかるので、集中しすぎて脚立から落下しないようにそこだけ気を付けてくださいね。