木工DIYで木くずを掃うのに便利なアメリカ製ブラシ

DIYで家具や棚を作る時、電ノコやジグソーが吐き出すおが屑。サンダーがけした時の細かい木屑。手や刷毛ではらってもなんだかシャリシャリしているし、掃除機引っ張り出して吸うのも面倒。手軽にサッと微粒子粉を拭える道具はないか?

店舗探したら出てきました。DIY大国USAのブランド・カーライルのブラシ。ハンドブルーム36211。

掃除用品販売店の認識としては、コンクリート表面の粉塵除去に便利な内装業者様御用達ブラシ。ですが、メーカーページを見たらちゃあんと「おが屑にも最適」と書いてありました。さすがDIY大国製。木工作業も織り込み済み。

このブラシ、ポリプロピレン製の一見普通のブラシなんですが、よく見ると毛の先端を細かく裂いてある。さらに接触面の毛は長短混じりでデコボコ。日本メーカーの毛先が綺麗にそろった精度の高いのと比べると、明らかに雑で豪快な仕上げ。いかにもmade in USA。

でも、このラフさ加減が素材に食い込んだホコリを上手くつかんで掻き出してくるようで。実際に使ってみると、光沢面でのホコリ払いは大塚刷毛の#810清掃用ラスターの方が繊細でいい感じなんです。でも、小さな凹凸のある素材からホコリをかきしたい時は圧倒的にハンドブルーム。ちょっと力入れてブラシの弾力使ってガッと一発撫でると、キレイに取れてくる。 そんな感じなので、木材やコンクリートに限らず、例えば布張りの椅子とか車のシートとか作業服とか、丈夫で毛羽立たない布地のホコリの掻き出しにも良い感じでした。ちょっと毛が硬い上に引っかかるのでスーツなどの繊細なウール生地は絶対使用禁止ですけど。

おまけ

それだけではもったいないので掃除にもどんどん使って下さい。防水だから洗剤含ませて外壁やタイル壁洗いに使えるし、ほうきだと柄が引っかかる狭い所で掃き掃除に使ったり…もうなんにでも。作業後は簡単に洗えますので、汚れ落としてから別用途にどうぞ。